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「小さな中国のお針子」

自分が怠けて無知でいることと、 人に抑圧されて無知を強いられることは違います。 学びたいことを学び、知りたいものを知ることのできる私達は幸せです。

《あらすじ》
文化大革命の中、医者を親に持つ二人の青年が再教育の為に、 山奥の村へ送られる。 過酷な労働に追われる毎日。 そんな中、彼らは一人の美しい娘と出会う。 彼女の名は「小さなお針子」。 村の人々も彼女も読み書きを知らず、外の世界を知らない。 二人の青年は彼女に当時禁止されていた西欧の小説を通して、 読み書きと自由を教えていく・・・。

何の知識もなく、生き方を選ぶことが出来ないとしたら、 それは不幸なことなのかもしれませんが、 ある程度の知識があったとして、自分で生き方を選ぶことが できたとしても、結果として不幸になることだってありますよね。 お針子はバルザックに影響を受け、どんどん変わって行きます。 バルザックは彼女に新たな世界を見せてくれたのかもしれませんが、その後の彼女を幸せに導いたかは疑問です。 私はそのままの彼女でいた方が幸せだったような気もするんですけどね・・・。

一冊の本が、人の一生を変えることもある。 3人の若者の恋と成長の物語。 じんわりと余韻が心に広がります。 美しい作品です。

小さな中国のお針子 小さな中国のお針子

販売元:パンド
発売日:2003/11/07
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