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「大脱走」

タイトルだけは以前から知っていましたが、見るのは初めてでした。

《あらすじ》
第二次大戦末期、新しく建設されたドイツ軍の捕虜収容所に集められたのは、脱走の常習犯ばかり。捕虜となった彼らの任務は、脱走することにより敵軍の戦力を削ぐことだった。隙あらばすぐにも脱走を試みる捕虜達だが、ことごとく失敗。

数日後、数々の脱走を指揮してきた“ビッグX”ことバートレットが収容所に連行されてくる。彼の指揮の元、250名もの大人数を脱走させる作戦が進められることになったのだが・・・。

すごいですね。素晴らしいですね。いろんな意味で感動しました。とても40年以上も前に作られた映画だとは思えません。名作として語り継がれる理由が分かったような気がします。

以前、ブルース・ウィリス主演の『ジャスティス』という映画を見ました。人種差別などの問題も取り込まれてはいますが、収容所から脱走するという点では共通しています。『ジャスティス』も結構楽しめる映画ではありましたが、『大脱走』を見てしまうと、『ジャスティス』がうそ臭く、ものすごく安っぽい映画に思えてしまいます。

『大脱走』に出演している俳優さん達は、戦争を経験している人ばかりで、コリン役の人は実際ドイツ軍の収容所に捕虜として捕らえられていたというのだから、びっくり。ヘンドレイ役のジェームズ・ガーナー本人も朝鮮戦争時には調達屋をしていたそうです。実際に経験をしている人たちが演じているからこそ、説得力があるのかもしれませんね。

ある程度の脚色は加えられているものの、脱走するまでの過程は事実に沿って作られたとか。あんな厳重な警備の中、脱走しようとはすごい勇気ですよね。とくに“ビッグX”。ゲシュタポから目を付けられ、今度つかまったら殺されると分かっているのに、まだくじけない。不屈の闘志とはああいうことを言うのだろうなぁ。すごいです。

私だったら間違いなく、くじけてます。反抗することなく、じっと収容所で終戦を待ちます。ゲシュタポなんて聞いただけで、恐ろしい・・・。

当初250名脱走させるつもりが、アクシデントで76名になり、そのうち12名は収容所に戻され、50名はゲシュタポに銃殺されました。成功したのは、たったの14名。脱走した日は、ちょうどノルマンディー上陸作戦実行日。敵のかく乱には成功したかもしれませんが、あまりにも大きすぎる犠牲でした。

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