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「チョコレート」

どれか一つのテーマに絞った方が良かったのでは? と思うのは、私だけでしょうか?

《あらすじ》
刑務所の看守であるハンクは黒人に偏見を持っている人物。ある日マスグローブという死刑囚の刑をハンクは執行することになる。ある偶然からハンクはマスグローヴの妻レティシアと知り合い、二人は恋に落ちていく。

人種差別、冷めきった家族関係、死刑囚、家族の死、大人の恋・・・。

なんだか重そうなテーマばかりですねぇ。この映画の一番言いたかったことは何なのでしょうか?人間は弱く寂しい生き物だということなのでしょうか?レティシアとハンクを取り巻くテーマがあまりにも重過ぎて、何が一番伝えたいことなのか分かりづらかった気がするのです。それとも私がわからないだけなのか・・・?

広く浅く不幸を振りまいただけという気もします。どれか一つにテーマを絞って、深く掘り下げた方が分かりやすいし、描き方が上手ければ、その方が見ているほうにもズシンとくるものがあったと思うのですが。

ビリー大好きの私としては、ビリーが出ているというだけで、ワクワクしながら見たのですが、作品としてはちょっと“どうなんだろう?”という感じ。なんだか刺激的すぎるシーンも、あそこまでリアルにしなくても良かったような気がする。レティシアのやるせない気持ちを表そうとするのは分かるけど、刺激的すぎることが逆に邪魔になったようにも思う。

唯一良かったのはラストシーン。事実にショックを受けながらも、ハンクの差し出すアイスを食べるレティシアの表情はいろんな意味で印象的。

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販売元:日活
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受信: 2006年2月15日 (水) 21時00分

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