« 「紅の豚」 | トップページ | 「バティニョールおじさん」 »

「アラモ」

人は何故、殺しあうのでしょう? どんな理由があったとしても、人が人を殺すというのはとても悲しいことですし、恐ろしいことです。

アラモ砦で戦った兵士達は、それぞれ信念を持ち、 自分の意思で最後まで戦い抜きました。死んでいった兵士達は、未練を残しながらも、信念を貫いたという満足感だけはあったのかもしれません。だとしても、やはり人が死ぬのは悲しいし、見ている私はやるせない気持ちになりました。

《あらすじ》
1836年テキサス。メキシコからの独立を目指しアラモ砦に立てこもった義勇軍とサンタ・アナ将軍率いるメキシコ軍との13日間の戦い。

この映画の主役は誰なんでしょうか?主要人物4人(サム、デイヴィ、ジム、トラヴィス)みんなが主役であるともいえるような描き方なのですが、私としては“ビリー・ボブ・ソーントン演じるデイヴィ”が主役であったのではないかと思うのです。というか彼ばかり目で追ってしまい、彼の素晴らしい演技にずっと見とれてしまったのでした。

ビリー・ボブ・ソーントン。先日「バーバー」という映画で彼を見たばかりです。「バーバー」でも「アラモ」でも、心も体も役が乗り移っているというか、その表情一つ見逃すのも惜しいと思ってしまうくらい素晴らしい演技をするのです。私は彼にメロメロになってしまいました・・・。

極端なことを言ってしまえば、ビリーがデイヴィを演じていることで、この作品は救われているような気がします。“アラモ砦の戦い”という歴史は今後も語り継がれていくべき重要な事実だと思いますが、「アラモ」という映画としては、たいした作品じゃなかったなと思います。ビリー・ボブ・ソーントンが良すぎた為に、デイヴィが倒れてからのサンタ・アナとサムの戦いが余計だとさえ感じました。彼が叫んだまま終わったほうが、映画としては面白かったのでは?と私は思います。

“アラモ砦の戦い”を題材にした映画は他にもたくさんあるようです。見比べてみるのも、いいかもしれませんね。

アラモ 特別版 アラモ 特別版

販売元:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日:2005/02/16
Amazon.co.jpで詳細を確認する

|

« 「紅の豚」 | トップページ | 「バティニョールおじさん」 »

「映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/34813/508070

この記事へのトラックバック一覧です: 「アラモ」:

« 「紅の豚」 | トップページ | 「バティニョールおじさん」 »