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「月の輝く夜に」

愛さえあれば何でもアリなのです。

《あらすじ》
7年前に夫を亡くし、今年37歳になるロレッタは友人のジョニーからプロポーズをされる。ジョニーには絶交していた弟がおり、婚約者のロレッタに弟を式に招待するように頼む。ジョニーの弟ロニーに式の出席を頼みに行ったロレッタだったが、出会った二人は運命の恋に落ちてしまう。

この映画を見ていると、小さなことでいちいち悩んでいる自分がアホらしく思えてきます。もっと自分に正直に生きるべきです。それが周りに波風を立てる結果になったとしても、本物の愛さえあれば問題はないのです。それが理想です。

マザコンの兄とおバカだけど情熱的な弟。それだけでも十分おかしな設定です。そんな弟に運命的なものを感じて、出会った直後に恋に落ちてしまうロレッタは、もはや病的です。婚約者の弟と恋仲になってしまうという、常識的に考えればドロドロしたものを想像してしまいますが、この映画にはそれがありません。ロレッタは罪の意識を感じてはいるものの、本当に大切なのはなんなのかを知っているのです。妥協で安定した生活を手に入れることよりも、周りに多少の混乱を招いても、本当に愛している人と共に生きることのほうが幸せに決まっています。大切なのは、周りではなく自分の気持ちです。

別に自分勝手な恋愛に賛成なわけではありません。婚約者の弟と恋に落ちるというだけで、不道徳的なものを感じてしまうかもしれませんが、この映画の伝えたいものはそういうことではないと私は思います。一言で言ってしまえば“本当の愛は何物にも勝る”ということではないでしょうか?それは男女の愛だけではなく、人と人とに関わる全ての愛につい
てのことです。そして“人生を謳歌せよ”ということだと思います。人間は何かに縛られがちな生き物ですが、それはきっと誰かもしくは何かにではなく自分が自分を縛っているだけなのかもしれません。

あ~、生まれ変わることが出来るのならば、次はイタリア人としてこの世に生まれてきたい。かなりオススメです。

月の輝く夜に 月の輝く夜に

販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日:2006/02/01
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