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「砂と霧の家」

《あらすじ》
夫に去られ、父の遺産である家に一人寂しく暮らすキャシーは税金未納の為に家を差し押さえられてしまう。この差し押さえは郡による手続きミスだったが、既に家は人手に渡っていた。
キャシーの家を競売で手に入れ、新しく家の主となったべラーニ大佐とその家族達はイランからの亡命者。祖国に帰りたくても帰れない彼らは、祖国の風景を思い出させるこの家で、人生の再出発をと考えていた。
父の形見である家を取り戻したいキャシーと家族の将来の為に家を手放したくないべラーニ。運命の歯車は少しづつ狂いだし、両者を不幸へと導いていく。

な~んで、こんなことになってしまったんでしょうね?と見終わってまず思いました。どうしてこんな悲劇的な結末を迎えなければならなかったのか。なんで、一つの家に両者はあんなにも固執するのか。

将来に不安を感じているべラーニも夫に去られ精神的に不安定な生活を送っているキャシーも“家=救い”だと思っていたのかな?と思います。べラーニはこの家に家族の将来を託していたし、キャシーにとっては父親の温もりを感じる癒しの空間だったでしょうし。でも、家はただの家なわけで。何故その家が大切なのかをお互いにもっと考えてくれれば、あんな悲劇は防ぐことが出来たんじゃないかなと思うのです。

悲劇の別の要因としては、キャシーと不倫関係にあったレスター副保安官の存在だと思います。あの人がいなければギリギリのところで丸く収まったでしょうに。余計なことをするお馬鹿さんです。あの甘ったるい顔を思い出すと、怒りがこみ上げてきます。とっとと家族の元へ帰ればいいのに!と何度も思いました。

運命のイタズラって本当にあるんですね。
ああしなければ、こうしなかったらと“もしも”ばかり考えてしまう映画でした。

砂と霧の家 特別版 砂と霧の家 特別版

販売元:ジェネオン エンタテインメント
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» 映画鑑賞感想文『砂と霧の家』 [さるおの日刊ヨタばなし★スターメンバー]
さるおです。 『HOUSE OF SAND AND FOG/砂と霧の家』を観たよ。 監督さん、キエフの人ヴァディム・パールマン(Vadim Perelman)です。いつか行ってみたい場所。キエフ出身ってことと関連づけていいのかどうか知らんけど、影のある映像といい、絶望と安らぎのバランスといい、..... [続きを読む]

受信: 2006年2月17日 (金) 03時49分

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