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「アメリカン・ビューティー」

世間一般で言われる模範的な“美”、物語の登場人物自身が考える“美”、そして作品を見た私が感じた“美”。 題名のせいか、人間のどんなところに“美”を感じるのか、見終ってからずっと考えてしまいました。

《あらすじ》
主人公レスターは日々の生活にうんざりしていた。体裁ばかり気にする妻にも、ろくに口を利かず何を考えているのか分からない娘にも、そして何に対してもやる気のでない情けない自分にも。
ある日娘がチアガールとして出場するバスケットの試合を見に行ったレスターは娘の友達アンジェラと出会う。アンジェラに一目ぼれしたレスターはそれをきっかけに“変わって”いくのだが・・・。

人間のつまらない部分・醜い部分と美しい部分の対比が素晴らしいと思いました。例えば自分の男性経験を自慢げに話すアンジェラは醜いが、リッキーに醜いと言われ階段で泣き崩れる彼女は美しいし、自分の娘と同じ年の女の子に夢中になり自分の事しか頭に無いレスターは見苦しいが娘が幸せだと聞いて微笑むレスターの表情は美しいと思いました。
余分なものは取り外して素の状態になった時、人間は美しく見えるものなのかもしれません。残念なことに本人自身がその美しさに気付くことは難しいと思われるのですが。

リッキーの撮り溜めていたビデオ映像。あれが私の感じた“美しさ”の根拠です。死に絶えた鳥・風に舞う袋・そしてジェニー・・・。彼が写していたものは何かを受け入れたあるがままの素の美しさだと思います。レスターに拒まれたリッキーの父の後姿も泣き崩れるレスターの妻キャロリンの姿もなんだか美しく見えませんでした?私だけかな・・・。

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販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日:2005/11/25
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