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「アレキサンダー」

一人の人間が頂点に立って統治するには広すぎたんではないでしょうか?アレキサンダーの不幸は王家に生まれてしまったことのような気が・・・。王様ではなく冒険家として生きた方が周りの人にとっても良かったような気がします。彼無くしてヘレニズム文化等の功績があり得なかったとしても、一緒に付き合わされた人達はあまりにも気の毒です。

《作品内容》
プトレマイオス一世の語りで紡ぐアレクサンドロス三世の生涯。


彼が東を目指した理由はかつてダレイオス一世(アレキサンダーと戦ってたのはダレイオス三世)がインドを支配したという伝承から自分もそこまで支配しなければという意地だと私は勝手に思っていたわけですが、本作では少し違う印象を受けました。そこに山があるから登るんだと言う登山家のように、まだ大地があるから海があるまで東を目指すんだと言わんばかりの冒険家にしか見えなかったのです。なので、像の大群と戦う場面では『これって必要なの?』と疑問に思ってしまいました。

彼が本当に成し遂げたかったものとは何なのか?種族間の壁を無くした自由と平等?それとも誰も成し遂げたことがないくらいの広大な大地の支配?それに伴う名誉?ん~、いずれにしても大王様の考えることは凡人の私には理解不能です。昔授業で習った時は車も飛行機もすごい兵器も無い時代にこんな広い範囲を支配するなんて『いったい何者?』とただただ感心してしまったわけですが、この映画を見て何が何だか分からなくなりました。だって、彼の目的というものがそもそもよく分からないし、周りの人たちは何だか気の毒だし。いつも思うのですが何で国って領土を広げたがるんでしょうね?何でも仲良く分け合えば国をのっとらなくても良さそうなものですが・・・。人間は欲の深い生き物だということなんでしょうか?まぁ、自分に置き換えて考えてみても貧乏よりはお金がたくさんあった方が何でも買えて毎日が楽しそうですしね。でも、人のものを奪ってまでというのがやはり理解できないわけで、領土を拡大するための戦いって強盗とそう変わらないような気がするのは私だけしょうか?

歴史の勉強をするには良いと思います。あまりにも昔のことすぎて、一つの物語として見るにはちょっと大変です。当時の人物達の気持ちや環境を想像するのは私には無理でした(当たり前?)。一つ思ったこと『大きな家を建てる時は柱がたくさん必要だ』ということ。いくら大きくて立派な家でもしかっりした柱がたくさんなければいずれは倒壊してしまいますから。

アレキサンダー プレミアム・エディション アレキサンダー プレミアム・エディション

販売元:松竹
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