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「ハワーズ・エンド」

役柄のせいか、エマ・トンプソンが高畑淳子に見えてしょうがなかった。 顔も似てるような気がするのだが・・・馬面。

《あらすじ》
20世紀初頭のイギリス。
資産家ウィルコックス家の次男ポールとシュレーゲル家の次女へレンの恋愛沙汰でお互いを避けていた両家だったが、ウィルコックス家の長男の結婚に伴いシュレーゲル家の真向かいに偶然ウィルコックス家の人々が越してきた。妹を気遣う長女マーガレットはウィルコックス家に乗り込むが、そこでマーガレットを待っていたのは病魔に侵されるルース夫人だった。芸術を愛するルース夫人とマーガレットは次第に親しくなり、息を引き取る前に愛する生家ハワーズ・エンド邸をマーガレットに贈ろうと一枚のメモを残す。

マーガレットはヘンリーのプロポーズを受け入れるべきではなかったのでは?と思ってしまいました。
例えば、ヘンリーに好意を持つ過程が丁寧に描かれていたとしたなら、プロポーズを受け入れることに少しでも悩む様子が伺えたとしたなら、疑問を持つことは無かったかもしれません。しかし、あまりにも唐突すぎてマーガレットの人格を疑ってしまいました。同様にヘンリーの気持ちにも疑問が大有りなんですけど。
ハワーズ・エンド邸に対する自分の思いを受け継いでくれると思ったからルース夫人は子供や夫にではなくマーガレットに譲ろうと思ったんですよね?彼女の家の問題に同情していたというのもあるとは思いますが。それを知らなかったとはいえ、あんなに親しくしていた夫人の夫とすぐに結婚を決意できるものなのかな?そこまでの経緯が大ざっぱすぎて理解が出来ませんでした。

他にも納得できない場面はいくつかあったのですが、どれも共通して言えるのはその人物の感情の動きが分かりずらいということです。私の理解力が足らないと言われてしまえばそれまでなのですが、「サバイビング・ピカソ」や「日の名残り」に比べるとどうも大ざっぱに感じてしまいました。決してつまらない映画ではないのですが・・・。

これからは宝くじを当てるような心持でジェームズ・アイヴォリー監督作品を見まくろうと思います。今度見る予定の「眺めのいい部屋」に期待。

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投稿: オメガ スーパーコピー 評価 | 2020年8月23日 (日) 16時57分

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