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「コーラス」

最近の私はとても涙もろい。ディズニーランドのパレードを見ただけで泣きそうになるほど涙もろい。そんな私がこの映画で泣かずにいられるわけがなく・・・・・。

《あらすじ》
1949年 フランス。
音楽家としては挫折し続けてきた音楽教師マチューは問題児ばかりで有名な“池の底”と呼ばれる寄宿学校に赴任する。孤児や心に問題を抱える子供たちが集められていたその学校では校長によって非人道的な指導が繰り返されていた。校長の指導に疑問を持っていたマチューは罰を与えるかわりに、彼らに合唱を指導し、子供たちに心の輝きを取り戻してもらおうと決意する。

先生というよりも、近所のおじさんが子供たちに「音楽ってこんなに素敵なんだよ、楽しいだろう?」と語りかけてているような感じの雰囲気です。だから、アメリカの映画や日本のテレビドラマの熱血先生のようなわざとらしさがなく、見ていて素直にほのぼのと温かい気持ちになりました。マチューは子供たちを更生させたがっているというより、ただ近づきたい、一緒に音楽を楽しみたいと願っているような気がしたのです。でも、それはマチューが音楽の持つ不思議な力を知っているからだと思うし、何よりも子供たちを一人の人間として見ているから(全てを教えなくても、考える力があると信じているから)、彼は説教くさいこと一つ言わず、ただ子供たちと共に歌い続けたのではないかと思います。

音楽って本当に不思議です。例えば「歌ったり、楽器を演奏するのが苦手」という人がいても「音楽そのものが嫌い」という人はあまりいないと思います。音楽には人を癒し、興奮させ、夢中にさせる不思議な力があるのではないかと思うのです。人間の体の一部である声を使い、美しいハーモニーを皆で作っていくことで、彼らはたくさんのものを得たと思うし、自分自身と向き合うことが出来たのではないかと思います。何しろ、音楽って楽しいし。

モランジュ少年の歌声は本当に素晴らしかったです。彼の高音を聞くたびに胸がギューッと締め付けられました。

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販売元:アミューズソフトエンタテインメント
発売日:2005/12/22
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コーラス@映画生活

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コメント

ちえさん、こんばんは。

“すごく親近感の持てるキャラクター”
そうなんですよ。彼の演技にはいつもそれを感じます。何だか、その辺を歩いてそうなんですよね。人間らしいというか・・・。

合唱は授業でやったくらいの経験しかないのですが、私も大好きです。音楽には人を成長させる要素がたくさん詰まっていると私は思っています。

投稿: ムム | 2006年2月28日 (火) 22時38分

はじめまして。映画生活から飛んできました。

マチュー先生、いいですよね。
すごく親近感の持てるキャラクターで、
恋も応援してしまいました^^

私も合唱部に所属していたことがあるのですが、
歌の力って本当にすごいと思います。
あの一体感は、1度味わったら忘れられませんよ♪

TBさせていただきます。

投稿: ちえ | 2006年2月28日 (火) 16時37分

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» 「コーラス」 [雑音を纏いながら。]
歌には、やっぱり力がある。 「コーラス」    (2004年・フランス)   公式サイト クリストフ・バラティエ:監督 <ストーリー> 1946年、フランスの片田舎にある「池の底」という、 様々な事情を抱えた子供たちが集団生活する寄宿舎へ、 新しい舎監として... [続きを読む]

受信: 2006年2月28日 (火) 16時36分

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