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「ディープ・ブルー」

図鑑でしか見たことのない生き物が広い広い海原を泳いでいました。こんな世界が本当にあるんだ!と私はとても感動したのでした。

《作品内容》
海で生活する生き物たちの記録映画。

「WATARIDORI」でえらく感動した私はもっと人間以外の生き物の存在をリアルに感じたいと思い、この映画を見ました。広く深い海には危険だったり、太陽の光が届かない場所だったり、様々な環境が混在しています。しかし、どんな場所にもそこに暮らす生き物たちがいて、毎日毎日を必死に生きているのです。

一番印象的だったのはコククジラの親子が旅をしている場面です。生まれてまだ三ヶ月のクジラの赤ちゃんは母親に寄り添うようにして泳いでいました。すると、そこにシャチの群れが・・・。大きな母クジラを避け、シャチたちは赤ちゃんクジラを仕留めにやってきたのです。必死にクジラ達は逃げるのですが、シャチはしつこく6時間も追いかけられ、力尽きた赤ちゃんクジラはシャチの餌食になってしまいます。お腹のなかで十ヶ月以上も育てやっと産んだ我が子がシャチたちに食べられてしまった母クジラ。しかし、母クジラは我が子がいなくなってしまっても目的地へと旅を続けるのです。私はこのエピソードに強く感銘を受けたのでした。6時間も食べるために追い続けたシャチ。まだ生まれてたった3ヶ月なのに必死に逃げる赤ちゃんクジラ。大事な我が子が食べられてしまっても生きるために旅を続けなければならない母クジラ。

生きるということはなんて過酷なことなのでしょう。だからこそ命は尊いのだと、私はそう思ったのです。海で生きるものたちはみんな生きることに必死で一生懸命です。しかし、それを食べるものがいて食べられるものがいて、失われた命もそれを食べたものの命に繋がっていく。無駄になってしまう命など一つもありません。海の中は生命で溢れているのです。

授けられた命を無駄にしてしまうのは人間だけかもしれません。私は海の生き物たちに命の尊さを改めて教わった気がします。

ディープ・ブルー スペシャル・エディション ディープ・ブルー スペシャル・エディション

販売元:東北新社
発売日:2005/05/27
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