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「ドライビングMissデイジー」

ホークは心の大きな人だなぁ。デイジーにとって友達っていったい何なんだろう?

《あらすじ》
歳はとっているものの、まだまだ元気で頑固な老婦人デイジー。買い物へ行くため車を出そうとしたところ、運転ミスで事故を起こしそうになる。デイジーの身を案じた息子のブーリーは運転手(ホーク)を雇うことにしたが、頑固なデイジーはなかなかホークを受け入れようとしない

二人の間に恋愛感情があるとは思えないし、デイジーがホークという人に興味を持ち、理解しようとしているようにも思えない。デイジーから見れば、使用人として長年尽くしてくれたホークが、いつの間にか自分にとってなくてはならぬ人になっていた、という感情は理解できる。でもそれは、自分にとって都合のいい人間として大切という意味であって、それをデイジーが友情だと思っているのなら、彼女はかなり可哀そうな人だと思う。

お互いの関係が平等でなければ、真の友情なんてありえないのでは?二人の間にははっきりとした上下関係があるし、会話にしても、何にしても、常にデイジーからの一方通行で、ホークの意見や都合などまるで無視されている。彼がデイジーの使用人であるから、別に上下関係があるのは特におかしいことではないのだけれど、常に館主と使用人(白人と黒人)であった二人はいつの間に友達になったのでしょう?私よりも、突然「あなたは私の一番の友達よ」なんて言われたホークが一番驚いたのではないでしょうか?

彼が老人ホームに入ったデイジーを訪ねるのは、友情というより同情だと思います。優しいホークはすっかり弱ってしまったデイジーを長年の付き合いもあって放っておけないんだと思いました。あれだけ人を人と思わぬことを言われ続けて、私だったら無理だな。やたらと自分に冷たかったご主人様が自分に心を許すようになったとしても、友達になる気にはなれない。

~Link~

ドライビングMissデイジー@映画生活

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