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「天使にさよなら」

「竪琴を持つのが許されているのはケルビムだけだ」というガブリエルの言葉がとても気になり、天使って他にどんなのがいるのかと調べたくなってしまいました。好きなんですよ、そういうの。妖怪大図鑑とか・・・・・

《あらすじ》
“「ニワトリと卵どっちが先なの?」僕がそう聞くと、父さんは僕を空高く持ち上げた。母さんは僕を見て天使だと言ったんだ。”
父親のリストラで重苦しい雰囲気となってしまった家庭に嫌気がさしていたジミー少年。幼い頃の幸せだった時に戻りたいと思っていたジミーは本物の天使になりたいと願っていた。ある日、そんなジミーのもとに大天使ガブリエルが訪れる。ジミーの願いを聞き届け、天使の見習いにするというのだ。ちょうど同じ頃、父親の癌が発覚し、家庭の雰囲気は更に暗いものに・・・・・。

ガブリエルは初めからジミーを天使にする気なんて無かったのではないかと思います。苦しんでいるジミーの支えになるために、ガブリエルはジミーの前に現れたのではないでしょうか?ジミーは現実の辛さから逃れるために天使になりたいと思っていた。でも、ガブリエルはその辛い現実と向き合い、乗り越えていくための道を示してくれたのです。ヒントをくれたのです。

そう考えると、誰でも一度は天使に出会ったことがあるのではないかと思います。それは一冊の本だったり、親しい友人だったり、人によって形は様々ですが、たまたまジミーの力になってくれたのは、大天使ガブリエルだったということ。つまりジミーの言う「天使は方々にいる」というのは、嘘でも幻想でもなく、真実だと私は思います。

だからジミーが死んだ人間を生き返らせるとか末期癌を治すとか魔法のような奇跡を起こそうと躍起になっている時、ガブリエルは「地味なことでいい、自分のできることからしなさい」と言ったのではないかと。天使の仕事は命そのものを助けることでなく、生きていこうとする人の心を助けることなんだということを言いたかったのではないかと思いました。

一人の少年の成長がテーマにはなっていますが、大人にも十分あてはまることなんじゃないかと思います。人間、いくつになっても、どうしていいか分からなくなったり、苦しんだりってあることだと思うのです。

じんわり心温まる、とても素敵なお話でした。

天使にさよなら 天使にさよなら

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天使にさよなら@映画生活

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