「プレデターズ」

≪あらすじ≫
とある星に集められた殺人のプロ達。
狩りの獲物としてプレデターに集められた彼らは、無事に脱出し地球に帰ることが出来るのか~!

どっかで見たことがあるな~と思う人がたくさん出ていました。
その中で一番思い出すのに時間がかかったのが、主人公でした。

「戦場のピアニスト」で主役だったあの人でした。(←エイドリアン・ブロディ)

戦争映画で見た俳優さんて、どんなに強烈で印象的だったとしても、他の映画で見かけると別人に見えたりします。
「シンドラーのリスト」に出ていたレイフ・ファインズの時もそうで、後に何かの映画で見た時、同一人物だと認識するのに時間がかかった記憶があります。

どうしても私にはロイス(←ブロディの役名)がジローラモさんに見えてしまい、「戦場のピアニスト」の人だ!と気付いたのは昨夜お布団に入ってからでした。

で、肝心の内容に対する感想ですが、面白かったです。
あっという間に終わっちゃいました。

ただ、ロドリゲスの映画でよく見かけるあの俳優さんには、もっと活躍して欲しかったな~。何も一番初めにやられなくてもいいのに・・・残念でした・・・。

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「4ヶ月、3週と2日」

《あらすじ》
1987年、ルーマニア。
大学の寮で暮らすオティリアとルームメイトのガビツァ。
ガビツァが妊娠し、それを秘密裏に中絶するため二人は奔走する。

この当時のルーマニアでは、40歳以上で4人以上の子供を養っている場合のみ中絶が許されたそうです。しかも、避妊具の販売も使用も禁止。
そのような状況でガビツァ(以下ガビ)は妊娠しました。

中絶が必要な場合も実際あるとは思うんです。
でも、特別な理由もなく若さゆえの無計画な妊娠だとしたら、友達の為に体まで差出せますかねぇ?
しかも、自分のことにもかかわらず人任せのガビ、そしてオティリアに対するあの態度。
オティリアの身になって考えてみると、やり切れない気持ちでいっぱいになってしまいます。

最初は、チャウシェスク政権下での一つの悲劇を映画にしたのかな?と思ったんですけど、それだけではないように思いました。
チャウシェスクの政策は間違っていると思います。でも、安易に妊娠したから中絶しようなんていうガビのような子も間違っていると思います。
何だか、中絶というテーマについて両極端な二つの意見をこの映画の中で見た気がするのです。

避妊具の使用が禁止されていただけあって、二人の周りには中絶を経験した子が多くいたようです。しかも、オティリアの彼の反応を見る限り、妊娠するようなことをしておきながら、妊娠してからのことをまるで考えていないという・・・。(国にかかわらず、若者にはありがちですが)
この辺のことから見ても、若者のモラルについてかなり皮肉られてるなと思います。

一方、闇医者べべの野蛮な要求や立場的にそれを受け入れなければならないガビとオティリア(オティリアは拒否しても誰も責められないと思うが)を見ると、当時の政策が生み出した歪みを感じます。
もしあれが、母体の命を救うためなどやむを得ない場合の手術だったらと思うと、より許せません。(そういう場合の中絶は合法だったのでしょうか?)

時代を遡れば、中絶を禁止していた国は数多くあったようですし、このような映画がルーマニアで作られたというのには大きな意味があるのかもしれませんね。

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「最高の人生の見つけ方」

《あらすじ》
自動車修理工のカーター。いくつも病院を経営する大金持ちのエドワード。
偶然同じ病室で過ごすことになった二人には、余命6ヶ月~1年という悲しい共通点があった。二人の出会いは最悪なものだったが、次第に友情が芽生え始める。
最後の日をただ待つのではなく、やりたかったことを全てしよう!と決意した二人。
“棺桶リスト”なる“やりたいことリスト”を作り、二人は最後の旅に出る。

“死ぬ”ってすごく怖いと思うんです。
ていうか、私はとっても怖いです。
自分の余命を知らされて、正直冷静で居られる自信はありません。
そんな時に二人は出会いました。

カーターが死ぬまでにしたいことをリストにまとめていたのを見て、旅を提案したエドワード。
二人は冷静ではいられなかった。
だから、リストを見たエドワードは旅を提案し、カーターは共に旅をする決意をした。
私はそう思います。

エドワードは孤独でした。4回も結婚をしたにもかかわらず離婚をし、娘とも疎遠。
カーターと旅をすることで、少なくとも死を目の前にして“何をしていいのか分からない”という状態からは抜け出せる。
しかし、カーターとの旅にはそれ以上の意味がありました。
最高の友を得、そして最愛の人と再会できた。
彼は孤独から抜け出し、温かい気持ちで最後の日を迎えられたのではないかと思うのです。

一方、カーターは家族を愛し、それに満足しているものの、どこか物足りなさがあった。
子供をやっと一人前にし、妻も愛している。だけど、自分の本当にやりたかったことは何一つしてこなかった。
彼には死を目の前にして焦りのようなものがあったのではないかと思います。
だから、エドワードと旅に出る決意をしたのではないかと・・・。
しかし、旅を続けるうちにエドワードは気づきます。
自分の人生がいかに素晴らしいものだったか。がむしゃらに頑張って、大事に大事に築きあげてきた家族が自分の人生の勲章だということに。悔やむことなど何一つ無いと思い直したのではないかと思うのです。

人生の終わり間近になって出会った二人。
お互いの存在が、それぞれに人生の答えを与えてくれたように思います。
エドワードは嫌っていましたが、これこそ神の思し召しかも?

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「奇跡のシンフォニー」

《あらすじ》
孤児院で暮らすエヴァンには“世の中の音が全て音楽として聴こえる”という特別な才能があった。まだ見たことの無い両親と自分を繋ぐのは音楽であると信じるエヴァンは音の導きに従い、両親を探すため孤児院を抜け出す。

強く惹かれあいながらも、別れ別れになってしまった父と母。
お互いの存在を確かめることも出来ずに生きてきた母と子。
互いが互いを愛しながらも、なかなか出逢えなかった3人が音楽に導かれてようやく再会出来できた場面は鳥肌もの。

最初から最後まで神秘的。神聖な感じすらしてくる。
互いの絆が音楽を通して語られ、“逢いたい人に逢えない”悲痛な思いが伝わってきて、とても切ない。

エヴァンの才能で金儲けをたくらむ劇中唯一人の悪者ウィザードでさえも、心からの悪とは思えない。どこか悲しくて、優しくて、心の奥底に純粋なものを眠らせているような人。
ウィザードから逃げるエヴァンを私も応援したけど、なんとなくウィザードが可哀そうに思えてしまった。

エヴァンの強い思いが3人を結びつけたというよりも、エヴァン自体が人間離れしているというか、天使みたいな存在。だから、なるべくして再会したように見えました。
やっと親と子が再会したというより、エヴァンという天使によってライラ(母)とルイス(父)がやっと結ばれたという印象のが強いかも。

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「ミスト」

最後があまりにも悲しくて、主人公と共に悔し泣きしました。

《あらすじ》
大嵐の後に霧が発生。
霧の中には謎の生命体がウヨウヨ。
スーパーに買い物に来ていた主人公とその息子は外にも出られず、多くの買い物客と共に閉じ込められる。

とっても怖いけど、すごく面白い映画です。すごく丁寧に作られています。
なので、ぐーっとお話の中に入っていけますし、最後には泣いてしまいました。

しかしながら、感動の涙というわけではありません。
感動するような場面はありません。
もう、ただただ悔しくて、悲しくて泣いてしまったのです。

単純に考えれば、あのまま主人公ご一行は助かると思ってしまいます。
ところが、絶望の果てに皆で自殺をするなんて・・・。
しかも、主人公だけが生き残るなんて・・・。
あまりにもむごすぎる・・・。

せめて、みんな助からないにしても怪物に食べられた方が作り話っぽくっていいと思うのです。
「あ~、助からなかったけど、怪物じゃしょうがないよな」みたいな諦めもつくと思うのです。
けど、なんなんでしょう?あの妙にリアルな後味の悪い最後は!
もう生きられる望みがゼロで、外には怪物がうじゃうじゃで・・・なんて状況が本当にあったなら、主人公たちがとった行動って実際に起こりそうじゃないですか。
それが嫌です。

“異次元とこの世を繋ぐ窓から怪物がやってきた”なんていうシャドウハーツのような設定のくせに、最後だけリアルな感じがいやでした。

嫌な気持ちになりますど、面白い映画ですよ。
単なる怪獣映画だと、なめてかかった私は愚かでした。

で、最後に気になったことを一つ。
軍のトラックで救助される人々の中に、留守番させている子供たちを心配して最初の方にスーパーから出て行ったお母さんが居たように見えたのですが、あの人はどうして助かったのでしょう?
それとも、私の見間違い?

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「クジラの島の少女」

伝統とか言い伝えとかって、ほとんど気にせず暮らしているけど、本当はすごく大切なことなのかもしれません。

《あらすじ》
マオリ族の暮らす村に新しい命が誕生しようとしていた。族長コロの息子ポロランギに双子が生まれようとしているのだ。勇者パイケアの血を引く者を代々の族長としてきたこの村では、コロの後継者となる男子の誕生が待ち望まれていた。
双子は生まれた。が、双子のうち一人(男の子)は母を道連れに亡くなってしまう。残された女の子にポロランギは勇者と同じ名前、“パイケア”と名づけた。
一方、後継者は男子であると頑なに信じるコロはパイケアの誕生を素直に喜べないでいた。

自分の跡継ぎというよりも、もっと特別な存在をコロは求めていたようでした。何十年かに一度現れるような、パイケアの生まれ変わりを求めているような。ストーリーの中ではその辺はっきりとは語られていなかったかと思うので、よく分からないのですが。

コロという人の中にはパイケアを愛するおじいちゃんという顔と村を率いていく長としての二つの顔があり、コロ本人も苦しかったんだろうと思います。どちらとしての立場も優先させたいところですが、そうもいかず、やはり伝統と誇りの為に長としての立場を彼は重んじるのです。しかし、そうなると辛い思いをさせられるのは孫娘のパイケア。
でも、このパイケアという少女は全てを理解していて受け入れている。彼女自身辛かったり、悔しかったりといろんな思いをしているけれど、ちゃんとおじいちゃんの苦悩も理解しているのです。かと言って、おじいちゃんの言いなりになるわけでもない。彼女自身の中にある村に対する愛情、自分こそ長にならなければと不思議と心の中から湧き出るような強い思い。おじいちゃんとの関係がどんなに気まずくなろうと、自分の気持ちにまっすぐに前に進んでいきます。

ここまでの彼女を見ただけでも、彼女こそ将来の長に十分すぎるくらい相応しいと私なんかは思ってしまいました。だって、まだ彼女10歳なんですよ。なんて器の大きい、そして気高い魂の持ち主なんでしょう!
しかしながら、パイケアは女性であるというそれだけの理由で候補にも入れてもらえず、訓練に参加することも許されない。訓練を覗き見るだけでも“神聖な場が汚れる!”と怒られてしまうのです。

何故、女性では駄目なんでしょうね?勇者パイケアが男性だったからでしょうか?勇者パイケアの意志を継ぐ者が女性として生まれてくるってのも十分に考えられることだと思うのですが、伝統ってそういうものなんですかね?

パイケアこそが真の継承者だと分かった時、『本当に良かった』という気持ちもあったけど、何だかコロが可哀そうな気がしてしまいました。気がつくことの出来なかった自分を随分と責めてるようでしたし、長としても祖父としても過ちを犯してしまったのは確かですから。それも、別に彼が悪いわけでは無いんですけどね。

伝統には悪いものも良いものも、いろいろあると思います。パイケアの村では随分と女性が肩身のせまい思いをしていそうでしたが、次の長が女性ということで、それも改善されるのではないでしょうか?その文化を知らない私がそう思うだけで、女性の地位が上がること自体、パイケアの村にとって良いことなのかどうかは分りませんが・・・。

~Link~

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「ウィスキー」

ペンギン好きですか?ラクダとかキリンとか、ずーっと口をもごもごしてるのを見てるの好きですか?
私はそのような“ぬぼ~”っとしてる感じがたまらなく好きなのですが、この映画にも同じものを感じたのでした。

《あらすじ》
ウルグアイのとある靴下工場。
経営者のハコボは毎朝決まった時間に出勤する。やはり毎朝決まった時間に、シャッターの前では従業員のマルタがハコボの到着を待っている。ハコボが工場のシャッターを開けると、マルタはロッカールームへ、ハコボは機械を動かし始める・・・。
毎日同じ時間に、ほぼ同じように仕事をして二人の一日は終わっていく。二人の間で交わされる言葉は事務的なもの以外ほとんどない。

母親の墓石の建立式を間近に控えたある日、ハコボはマルタに言った「妻のふりをして欲しい」。建立式には長い間疎遠になっていた弟エルマンが来ることになっていた。その為、ハコボは夫婦のふりをするようにマルタに頼んだのだ。夫婦のふりをするためにいそいそと準備を始める二人。そこへ、いよいよエルマンが到着するのだが・・・・・。

以前、こんなペンギンを見たことがある。
天上から降り注ぐ氷の真下に突っ立って、頭から氷を浴び続けているペンギン。全く動かず、瞬きすらしているのかも分からないくらい微動だにしないペンギン。私はそのペンギンから目が離せなくなってしまった。ずっと見ていたかった。別に『いつ動くんだろう?』と動く瞬間を見たくて待っていたわけではなく、ただその動かないペンギンをずっと見ていたかったのだ。

この映画はそんなペンギンに似ている。ハコボはペンギンに似ている。
ハコボは無口だし、基本的に無表情だし、何を考えているかよく分からない。そして、いつも決まった行動して、常にそこに存在しているという感じ。
そんな彼が少し顔を歪めたり、どうしていいか分からないような困った顔をしたりする度に、『あ~、何にも考えてないみたいに見えてたけど、実はハコボもいろいろ考えてるんだな~』などと、変なところで感心してしまった。ハコボの感情を垣間見ることが出来たとき、まるで宝物を発見したときのように特別に感じてしまうのだ。

しかし、ハコボみたいな人が恋愛をすると大変だろうな。何十年たっても、相手に思いが伝わらなさそうだ。
ハコボはマルタが好きだったんじゃないかな?マルタもハコボを男性として意識するようになっていたと思う。だけど、ハコボは感情を表に表せない人だし、マルタは偽装夫婦大作戦をきっかけに突然何かに目覚めてしまったのか、どんどん変わっていくし、歯車がかみ合わないんだよね。もう少し、ハコボが上手に自分の気持ちを伝えられるような人だったら、“めでたし、めでたし”になっていたかもしれない。

エルマンという一人の男性の登場によって、マルタもハコボも違う毎日を送るようになりました。でも、何かが動きだしたという点ではハッピーエンドだったと思う。永遠に動かないペンギンというのも心配になるし。ずっと停滞してると心が腐りそうだし。

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「幸せのちから」

もっと気楽に観れる映画だと思ってたのにね。お気楽映画とは程遠いものでした。

《あらすじ》
クリスの一日は一人息子のクリストファーを保育所に送ることから始まる。
家族思いのクリスは、息子の為に妻の為にと一生懸命働くものの上手くいかず、妻の稼ぎに頼る日々。家賃は滞り、税金も滞納し、家計が逼迫していく中とうとう妻は家を出て行ってしまう。
ある日、通りを歩いていたクリスの目の前に一台の高級車が止まる。車から降りてきた裕福そうな男に思わずクリスは声をかけた。「仕事は何を?どうしたらあなたのようになれるのか?」
男が株の仲介人であること、学歴に関係なく証券会社の養成コースを受講すれば社員になれる可能性があることを知ったクリスは早速ウィッター社の養成コースに願書を提出。みごと合格する。

117分のうち40分くらいは不幸な感じで、あとは幸せに向かっていくだけのお話だと思っていたのですよ。なのに117分中100分くらいはずっと不幸でした。途中で見ているのが苦痛になるくらい不幸でした。こんなに不幸だとは予想もしていなかったので、本気で凹みました。

親にとって子供に十分なことをしてやれないというのは何よりも辛いことだと思う。駅のトイレで一晩過ごさねばならなかった時のクリスの涙。痛いくらいに気持ちが伝わってきて私も苦しくなった。自分は何て無力で情けない人間なんだという思い、息子に申し訳ないという思い、どんなことをしてでもこの状況から脱しなければという思い。いろんな思いが極限まで膨らんで、もう頭の中はぐっちゃぐっちゃだったんだろうと思う。でも、その中でも決してやけにならず、誰にも頼らず、やるべき事をやりきったクリスは本当に強く賢い人間だと思った。

クリスの日記を振り返るように、報われるまでの日々が淡々と描かれる。静かな、そして感動的なラスト。赤く潤んだクリスの瞳がこれまでの全てとこれからの始まりを物語る。愛する息子さんといつまでも幸せで居て欲しいと願わずにはいられない。

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「ワールド・トレード・センター」

娘を出産して、入院していた病院から家に戻ってきて間もない頃だった。あれは夜の10時頃だったか、11時頃だったか。生まれたばかりの赤ん坊の世話で睡眠不足だったからすごくボーっとしていたのだけど、うつろうつろとしながらテレビに目をやると高層ビルに飛行機が突っ込んでいく映像が流れていた。私は新しい映画の宣伝かと思った。だって、ニューヨークの高層ビルに飛行機が突っ込むなんてそれ以外に考えられなかったから。まさか、実際のニュース映像だなんて思うことが出来なかったから。

《あらすじ》
2001年9月11日。世界貿易センタービルに飛行機が激突したとの連絡を受け、港湾局警察官のジョンとヒメノは同僚たちと現場に急行する。人命救助の為にビルの中へと彼らが入ってまもなく、ビルの崩壊によって同僚たちは命を落とし、ジョンとヒメノは生き埋めとなってしまう。

例えば、同じようなことが日本で起こったとして、私たちはどうするだろう?
もし、私だったら事件の一報を聞いても『何を言ってるんだろう?』としばらくボーっとしてしまいそうな気がする。あまりの衝撃に“これが現実なんだ”と認識できるまで時間がかかってしまいそうな気がする。

本部に召集された時の彼らはテレビのニュースを“まるで信じられない!”という顔つきで見ていた。バスに乗り、現場に近づいていくに連れて表情は固くなり“これが現実”と認識していくように見えた。特に、現場に着いてビルを見上げた時の表情は印象的で、あまりにも悲惨で信じ難い、信じたくない光景を彼らは目の当たりにしたのだと私は感じた。

おそらく私だったら逃げ出したくなったかもしれない。飛行機の激突したビルを見て、ビルから人が落ちてくるのを見て、恐怖で動けなくなってしまうと思う。しかし、彼らはその危険な現場へ命を助ける為に足を踏み入れる。顔中すすだらけになりながら、自分も頭から血を流しているのに、閉じ込められている人たちを助けるためにビルの中へ入っていく。

誰かの命を救うために、自分の命をかける。そんな尊い魂を持った人たちが実際にいるのだ。命をかけて、日々人々のために戦ってくれている人たちに感謝したい。

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「ロシアン・ドールズ」

ずっと見たかった。やっと見れた。「スパニッシュ・アパートメント」の続編です。

《あらすじ》
スパニッシュ・アパートメントでの日々から5年。30歳になったグザヴィエはものを書く仕事にはついているものの、“食べていくためには!”とジャンルを選ばず、手当たりしだい仕事を引き受けている状態。元彼女のマルティーヌとは友人関係こそ続いているが、復縁する気配は無し。特定の恋人もなく、不特定多数の女性と夜を過ごす毎日。
ある日、テレビドラマの脚本を手掛けているグザヴィエはいつものように局へ打ち合わせに行くと、これからは英語で脚本を書くように頼まれる。英語が出来ないわけではないが、自信の無いグザヴィエはかつてのルームメイトでイギリス人のウェンディと共同執筆することにしたのだが・・・。

前作では安定をとるか、夢をとるかで悩んでいたグザヴィエ君でしたが、今回は本気の恋・本物の恋がテーマ。ただ一人の女性を探し求めて奔走するグザヴィエ君。

今回でも前作同様、グザヴィエはモテモテです。しかも、やはり美女揃い。口説けば必ず成功する。百発百中です。彼のどこに魅力を感じるのか、私にとっては大いなる謎なんだけど、私には分からない何かがあるのだろう。まぁ、どれもこれも長続きしないんだけどね。
それにしても、彼は女性に対して節操がないというかなんというか・・・。グザヴィエが酷いだけなのか、フランス人男性としては平均的なのかは知らないが、本能的に行動しすぎじゃないか?と思ったんだけど・・・どうですか?
それでも、あれだけ複数の女性を(かなり中途半端な状態だけど)とっかえひっかえできる、あの行動力には感心しちゃう。さすがはアムールの国フランス。

でも、少し共感できる部分もあった。元モデルでお金持ちの美人、セリアか、それとも久しぶりに再開した元ルームメイトのウェンディか。二人とも魅力的でしょ(魅力的な部分が違うけど)?だから、二人の間で迷ってたグザヴィエが少し分かる気がするんだよね。普通に考えれば、それは絶対にウェンディだよ。『あなたの欠点が私にとっては魅力的なの。だから、あなたは私にとって完璧な男性なのよ』な~んて、そんなことを言ってくれる人間は少ない。非常に少ない。そんなウェンディを置いて、モスクワへセリアに会いに行くグザヴィエは鬼だと思った。だけど、セリアは綺麗なんだよね。本当に見た目が美しいのだよ。かっ歩するセリアの後ろ姿を延々と映したシーン、私は見とれてしまったよ。手足が長すぎだよ。セリアは性格に難があるものの、それを帳消しにできるぐらいの美しい容姿の持ち主だ。だから、その美しさに一瞬心奪われそうになるのも分かる。自然な流れだ。

でも、ずっと一緒にいると相手の容姿なんてどうでもよくなってくる。多少気に入らなくても、初めからとっても気に入ってても、今となっては別にどうでもいい。やっぱり大事なのは心持。性格に致命的な部分があると我慢できないもんね。最初は我慢できても限界がくる。美しい場所はいろいろあるけど、心安らぐ場所・落ち着ける場所ってのはそうそう無いってことで、グザヴィエは良い選択をしたのではないでしょうか?

今回も面白かったけど、前作のが私は好きかな。扱っているテーマが違うから続編と言えども比べたらいけないのかもしれないけど。もう一度、前作が見たくなってしまった。

ロシアン・ドールズ スパニッシュ・アパートメント2 ロシアン・ドールズ スパニッシュ・アパートメント2

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発売日:2006/11/24
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ロシアン・ドールズ@映画生活

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